期限

僕がまだアフィリエイトをバリバリやっていた頃、作業日記というのを更新する人がたくさんいた。

 

今日は何記事書いたとか、キーワード選定を進めたとか、新しいドメインをとったとか、そういうことを淡々と記録していく。サイト作りをしながら考えていることや、結果についても定期的に報告したりして一喜一憂する。そんなライバルの姿を見て、自分も頑張ろうと励みにしていた。

 

今でもアフィリエイトをやっている人で、SEOについての私見やアクセス解析の分析結果やアフィリエイトの成果を報告している記事を見かけるには見かけるが、それらはとても記事としてこなれている気がする。

 

そういうコンテンツとしての体裁が整った記事ではなく、リアルタイムの葛藤がむき出しの作業日記をひさしぶりに読みたいと思ったのだけど、そういうブログは探してみても見つからなかった。

 

だから、僕はこの日記を書くことにした。

 

僕は40代のサラリーマンなのだけど、じつは現在の職場が1年後になくなることが決定している。会社がなくなるわけではないので（と言ってもコロナ禍なのでどうなるかはわからないけど）、おそらく異動して別な場所で働くことになるとは思う。でも、それでいいのか？という気がした。

 

人を動かすのにもっとも有効なのは期限を決めることだ。締め切りがあるから作家はものを書く。納期があるから人はそれに間に合わせようとする。怠惰な人間は期限があることでようやく動けると言ってもいい。

 

僕には1年という期限が設定された。

 

それまでにできることをやれるだけやってみる。その経過を日記にして書いてみる。40代のオッサンがもがき苦しむ姿をそこに記録するというのはどうだろうか。

 

うん、ちょっと読んでみたいぞ。

 

というわけで、需要があるかどうかはわからないけど、見切り発車で書き出してみた。

 

明日も何か書く。それだけは宣言しておく。