体温

雑記

 

旧知の人のブログをひさしぶりに読んだ。

 

すごく体裁が整ったブログになっていた。

 

情報量も多いし、

これだけ調べて書くのは

大変だろうなと思った。

 

でも、

最後まで読もうという気がしなかった。

 

以前にくらべて、
つまらないなと感じた。

 

なぜだろうと考えると、

その人が見えなくなってしまったからだろうと思った。

 

スペックは調べればわかる。

スペックだけじゃわからないことを

調べてくれていたりするのも

それはそれで役には立つ。

いい記事だなと思う。

 

アクセスを集めてマネタイズする目的なら、それだけで十分すぎるほどの記事だ。

 

むしろ個人が表に出るのは

邪魔と言ってもいいかもしれない。

 

でも、

そういう記事は情報をいただいて終わり。

その記事の書き手に想いを馳せることは

ほとんどない。

 

では、どんな記事ならグッとくるか。

 

書き手のことを知りたいと思うか。

 

 

僕はそこに「体温」が感じられることだと思う。

 

 

事実をわかりやすく説明することは必要。

 

何が起こったのか。

どんな状況なのか。

そこに誰がいるのか。

 

それらがきちんと書いてあれば

読み手は同じことを追体験できる。

 

そのうえで

書き手の心の動き

が書いてある。

 

そういう記事に惹かれる。

 

気持ちが書いていないブログはつまらない。

 

大事なのは、そのときの感情の動きだ。

 

感動を書く。

 

おもしろい

うれしい

泣ける

悔しい

つらい

腹が立つ

悲しい

 

喜怒哀楽。

 

そしてその感情の理由が知りたい。

 

自分と同じ感覚のこともあれば

全然違うこともある。

 

それはそれでいい。

 

違いは違いで受け入れる。

 

 

とにかく「あなた」がいる文章を読みたい。

 

 

そんなことを思った。

 

 

 

 

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