知恵と工夫

雑記

 

数日間療養していた。

 

前回の記事から3日後、濃厚接触者として自宅待機していた僕と息子はあっけなくコロナに感染し、自宅内隔離の策は水泡に帰した。

 

息子はのどの痛みだけでほぼおさまったが、僕は発熱もした。初日の38度6分がピークで、あとはゆるやかに解熱。頭痛とのどの痛みがとにかくつらかったが、深刻な悪化は免れたようだった。

 

横になりながら50記事書くと言っていたブログのことを考えていた。家族の看病に始まり自分までコロナに感染してしまったことで、だいぶ遅れをとってしまった。ただ熱が下がれば、そこから保健所に言われた自宅療養期間の期限まで数日間の時間ができるはず。そこでどこまで追い上げられるかが勝負だ。

 

こういう時はまず自分が「持っているもの」に焦点を当てて考える。どんな経験があり、どんな素材を持っていて、どんな切り口で書くことができそうか。一つの経験から複数の記事を書くことはできないか。

 

そんなことを考えながら、熱が完全に下がるまでの間に『ファブル』という漫画を読破した。子供のころから英才教育を施された天才的な殺し屋が「仕事」を休業し、1年間一般人として「ふつう」に暮らすことに挑戦する物語だ。バイオレンスな要素たっぷりだが、おなじくらい笑いもある、非常におもしろい作品だった。

 

そのなかで主人公が育ての親でもあるボスに昔から言われていることが、ちょうどその時に自分がやろうとしていたことと一緒だった。

 

 

身近にあるモノを活かせ

いるモノは自分で作れ

たいがいの事は

知恵と工夫で乗り切れる

 

 

主人公はこの教えにしたがい、次々と難局を乗り越えていく。

 

そうだ。

やっぱりその通りだと思った。

 

状況を的確に把握し、

あるものを最大限利用して

できることをやる。

 

それが近道だ。

 

え、やるの?

 

一瞬そんな風に思えても

知恵と工夫でいけそうだと思ったなら

やる以外の選択肢はない。

 

『ファブル』の主人公はやらなければられる。だから、やる。

 

もちろん準備を何もしないというわけではない。

 

あるものを利用しろ。

ないなら作れ。

頭を使え。

 

知恵と工夫でやってみせる。

 

 

コメント

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